「バロット」ってご存知でしょうか？

 

簡単に言うと「ゆで卵」なんですが、

孵化する直前まで待った有精卵をゆで卵にするので、とってもグロい造形をしております。

 

もちろん、

できかけの羽根とか足とか頭とかがあるわけです。

 

東南アジアでは広く食されているようです。

（検索すると画像がいっぱい出てきます。閲覧には十分ご注意ください）

 

なぜ食べることになったかと言うと、

Lukeの友達の、キリスト教宣教師Jasonに、

「バロットを食べてないのに、フィリンピンに来たとは言えないでしょ！」

と、変な形で押し切られてしまったからです。

 

同居人である大学の先輩（誘った笑）と、Lukeと一緒にお店へ行くことに、、。

さすがに宣教師Jasonの押しは強いです。

 

バロットの保温機を覗き込むJason。

 

Jasonが、「これだ！」と選んだ一品が運ばれてきました。

 

殻を剥く前は普通のゆで卵ですが、

ちょっと中が透けてて既に迫力があります。

 

さて、

どうせ食べるなら食材に感謝して味わいましょう。

食べ方は、卵の先端を割って中のスープを飲み、次に殻を剥いてがぶがぶと食べるようです。

お好みで塩をまぶすと美味しいのだとか。

 

まあ、

こういうのは逃げてても仕方ないので、えいやと殻を割ります。

スープを吸うと、、、

 

美味い！！

チキンラーメンのスープのような味が。

美味しさのあまり、先輩と顔を見合わせます。

 

しかし、、、

殻を割ると本当にグロい。

写真も自粛するレベルです。

 

そして、

食感も予想通り、、。

何かコリコリするし。

 

なんと言うか、

チキンと卵の中間なので、「親子丼の上だけ＋軟骨」みたいな感じでした。

（参考までに、マンゴーシェイクとの食い合わせは最悪です）

 

 

フィリピンに来たら、機会があればチャレンジを！

完食したおかげで、Jasonの信頼を勝ち取ることができたようです。

その土地の物を食う、大事ですね。