ポーカー無宿303「チップ決済・カジノ銀行」

 

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カジノの周りに住んでいると、

不思議なことにチップで決済をする機会があります。

 

事実、

僕もカジノのチップを使ってコンドミニアムの家賃を払っていました。

相手も「どうせカジノへ行くからいいよ」的なノリです。

 

また、

A店のカジノでポーカーをしていて、

手持ちの金がなくなったのかB店のチップとA店のチップ(またはお金)を交換してれという交渉も何度か見ました。

(僕はそのチップが本物かどうか判断できないし、相手の紙幣が本物かも分からないので、知らない人との交換には消極的です)

 

つまりカジノっていう私企業が作ったチップが通貨として機能していることになります。

通貨の役割は、持ち運びができる、貯蔵ができる、価値の尺度になるってことらしいですが、よく考えたら全部満たしてますね。

 

カジノによっては、デポジットといって現金やチップを預かってくれるところもありますが、

デポジットできないところでは、高額チップに変えて持ち運んだりもします。

僕もやってました。

札束だと人目につくし危ないので。ナカウされちゃいます。

 

でもカジノって有利な立ち位置を占めてますよね。

カジノにチップを換金に来ないまま死んじゃう人もいるだろうし、デポジットしたまま死んじゃう人もいると思います。単純に無くしたりも。

チップを作るためのコストにもよるとは思いますが、新しく100ドルチップを1枚作れば、今までなかった100ドルの価値を創出できることになります。

(多分、何かの方法で発行枚数が規制されてると思いますが)

 

銀行のようなものですね。

 

こんなことを考えていて、

これって通貨の成り立ちの仕組みと似てるなーと思いました。

物々交換からお金が生まれてってやつです。

 

 

僕はこういう話が結構好きです。

こういう話をもっと知りたい方は、【やるおが儲けるようです】が分かりやすいと思うので紹介します。ちょっと古いですが。。。

(〝やるおシリーズ〟は、2chのやるおを使って世の中の色々な仕組みを教えてくれるってものです。便利。)

 

【やるおが儲けるようです】

*第一部 古代編「お金の誕生」

*第ニ部 近代編「金銭の概念化」

*第三部 最終話

 

 

色々と便利だし頭良いのはわかりますが、

人が設定したお金って単位に振り回されて一生を終えるのは癪に障りますよね。

 

 

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