先日まで僕は、ある韓国人が経営するゲストハウスに住んでいました。
そして、彼とはすぐに打ち解けることができました。
と言うのも、彼とは英語でコミュニケーションを取るのですが、時折、彼は語尾に「diva?」とつけるので、すぐにフィリピン話で盛り上がることができたからです。
フィリピン人の口癖みたいなもんですが、語尾に「〜 diva?」とつけると、「〜でしょ?」と言ったニュアンスになります。
英語でいう「〜 right?」(〜でしょ?)みたいなもんです。
で、
後日、彼に食事に連れてってもらい、過去に彼がマカオで感じた教訓の数々を聞くことができました。
マカオでの暮らし、彼が見てきた成功したポーカープレイヤーの話、そしてもちろん、散っていった人たちの話も。
彼が強調して止まなかったのが、「バカラは絶対にするな」ということでした。
「管理人を長年やっていて、日本人は優秀だと感じることが多い。仮に、今年に客としてやってきた日本人の数を100人とすると、翌年は60人はまた来てくれる。でも韓国人は100人来たら、次の年は20-30人しか生き残らない。その理由が、、、、バカラです」
「彼らは、ポーカーで大勝したとすると〝勝ったから〟バカラをする。
そして、ポーカーで大敗したとしても〝負けたから〟バカラをするんです。バカラはやるものにとって、とても特別な存在なのです」
僕は、なんかヴェルタースオリジナルのCMみたいだな、と思いながら話を聞いていました。