ポーカー無宿24「胡散臭いのもありますトランプ諸説」

 

おなじみのトランプのお話です。

 

英語ではそもそもトランプとは言いません。単純に〝cards〟とか〝playing cards〟と呼びます。

日本語の〝trump〟は「切り札」や「奥の手」を意味する別の言葉になるのでご注意を。

 

 

さて、

トランプは1年を表す、という説もあったりします。

 

トランプの1から13までの数を足すと91。

トランプは4つのスーツ(スペード、ハート、ダイヤ、クラブ)があるので、91×4=364。

ここにジョーカーを足して365だというのです。ジョーカーが2枚あるのは閏年だとか。

たまたま数字が合っただけのような気もしますね。

 

宴会の席とかでたまに自慢気に語られる、波と呼吸と体温とかの法則がありますが、それに似た当てつけ感があります。

こんなやつです
(海の波の数は、1分間に18回。これは人間の1分間の平均呼吸数。その呼吸数を2倍にすると36になり人間の体温。心臓の温度36の2倍が平常時の心拍数72。心拍数の数字は平均最低血圧。72を2倍すると最高血圧の144。144を2倍すると細胞が生まれ変わる平均日数288。288日は受精卵が赤ちゃんになる平均日数)

そんなん何でも当てはまるんじゃない?といつも思います。歯や骨の数とか、臓器の数とかね。それに温度とか、華氏と摂氏どっちなん?とか。水の沸点を人間が便宜的に摂氏100度と定めただけじゃないの?とか。

 

ちょっと脱線しました。

 

 

これとは別に、

そもそもトランプは、タロットから来たんだよって説もあります。
(タロットよりトランプが先、または偶然の一致など、諸説あるようですが)

 

タロットカードには、大アルカナと小アルカナという分類があります。

 

大アルカナは、寓意画が描かれた22枚のカードのことを言います。(調べながら書いてます笑)

寓意画とは、例えば「愛」「信仰」などのように、目に見えないものを絵で表現したのもののようですね。

RWS_Tarot_07_Chariot

RWS_Tarot_16_Tower

このあたりは有名ですね。

 

小アルカナは1から10までの数札と、4枚の人物札(小姓 、騎士、女王、王)から成ります。これで計14枚。

そして、トランプと同じように4つのスーツ( 棒、剣、聖杯、硬貨)があります。

これで14×4組で56枚。

 

 

この小アルカナから人物札の小姓が無くなり−4枚。

ここに、大アルカナの愚者(THE FOOL)が1枚加わりトランプとなりました。

RWS_Tarot_00_Fool

 

 

愚者の役割は、

x01

もちろんジョーカーです。

 

 

トランプの話、もう少し続きます。

 

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