いよいよ大技のバタフライ(Butterfly)です。
この技の習得にはめちゃくちゃ苦労しました。
仲良くなったフィリピン人の常連が師匠です笑。
これができれば、チップ捌きはかなりサマになりますね。
(そんなことよりポーカーの腕を上げろって話ですが)
チップを4枚、こんな感じに。
横からのアングルで解説していきます。
親指で紫側2枚のチップを持ち上げます。
人差し指が支点に。中指は触ってなくてもいいくらい。
紫側の2枚は親指と人差し指で、黒側の2枚は小指と薬指だけでキープ。
自由になった中指は、二組チップの間を通過させます。
するり、とね。
中指に向かって働くように、人差し指と薬指から力を入れます。
ここで重要なのが以下の2点です。
(1)紫の上側のチップと、黒の下側のチップに対して、中指が十分な摩擦力を持っているか
(2)親指は紫の下側のチップに、小指は黒の上側のチップに十分な摩擦力を持っているか
特に、中指は2枚のチップに同時に触れているので難しいです。
また、小指も指の爪側が当たりやすくて、慣れるまでは大変だと思います。
チップを開きやすいように、親指の爪で紫のチップの下側をつかみます。
小指は爪に当たらないように、ギリ爪の下くらいが個人的にベスト位置。
あとは摩擦力を保ったまま、中指・親指・小指を外側に開いていきます。
ぐぐぐっと。
はい、開きました!
この技はとっても難しいので、別アングルから再度解説します。
まずは最初の位置から。
(上下のチップの色が入れ替わってます)
人差し指を支点に、親指で持ち上げます。
中指が触れているのはこの瞬間くらい。
黒2枚は親指と人差し指、紫2枚は薬指と小指で支えます。
自由になった中指は、二組のチップの間を抜けこの位置に。
ここが、ポイントです!
こんな形になれば大丈夫。
チップ4枚を同時に開くには、それぞれ力がかかり合う指同士が、直径の位置に来ている方がやりやすいと思います。
この位置なら、人差し指と薬指は、中指にも十分に力を伝えれますし、
親指と小指に対してもそれぞれロスを少なく力を届けることができます。
あとは、力が逃げないように、、、
ぐぐぐ、、、
僕は小指がちょっと遅れますが、
無事に開きました。
Butterflyができると、かなり嬉しいです。
かっこいいですしね。
去年マカオで、イケメンの白人がハイレート卓に座っていました。
彼は右手でButterflyをしながら、左手でThumb FlipからのChip Twirlをしながら10秒くらい考えて、
相手のレイズに200万円をオールイン。これは最高にかっこ良かった。
相手は悩みながらもコール。
彼はAAで、相手はKK!!!
激熱展開です。
フロップにK落ちてたけど、、。