ポーカールームで使える英会話集です。
ポーカーテーブルは情報交換の場、酒場みたいなものなので、
色々と会話ができると楽しさも増しますよね。
そんなわけで、
僕のポーカーの師匠、JJ氏(英語ペラペラ)に依頼して記事を書いてもらいました。
僕も英語が微妙なので、旅先で重宝しました。
JJありがとう!
——– 以下JJより。
ポーカールームではさまざまな会話が飛び交っています。
ディーラーへの冗談だったり常連同士のウワサ話だったり、つい先ほどプレーしたハンドについてだったり……。ハンドをプレーしない時間が多いことを考えると、テーブルでのおしゃべりもライブポーカーの楽しみの一部と言えるかもしれません。
また、会話に積極的には参加しない場合でも、聞き耳を立てることでハンドについての重要な情報が得られる場合もあります。(相手が実際にハンドをショウしなければ、相手の発言が本当なのかは定かではありませんが)
あるいは、自分に不利な裁定が下されそうになったときに主張する必要が生じることもあります。
そのようなわけで、〝サバイバル〟に必要な英会話を掲載しようと思います。
なお、文法の厳密性については不問に願います笑。
・Is there any seat available for 1/2(one/two) holdem?
訳)$1/2ホールデムの席は空いていますか?
・I’m afraid there is 5 waiting at the moment, but I have a seat for you in 2/5.
訳)あいにく今は5人待ちだけど、$2/5テーブルだったらすぐ入れるよ。
・Please put me on the waiting list for 1/2.
訳)$1/2テーブルのウェイティングに自分を入れてください。
・I’ll play 2/5 for the moment. Could you tell me when there is a seat open in 1/2.
訳)とりあえず$2/5でプレーします。$1/2の席が空いたら、教えてもらえますか。
・I’m in for 400 bucks.
訳)400ドルでバイインします
〝bucks〟はドルを表すスラングです。
・Is the registration for $220 buy-in tournament still open?
訳)220ドルバイイントーナメントのレジストレーションはまだやってますか?
・How much do you have behind?
訳)あといくらチップ持ってるの?
非常によく使うフレーズです。ただし、観察眼のある対戦相手にこの質問をすると、インプライドオッズを気にするハンドを持っている可能性が高いことがバレてしまうので注意です。
・I have about 30k behind.
訳)だいたい3万点ぐらい持ってるよ。
基本的には答える義務はないそうなので、スタック(特に大きいチップ)を見えやすい場所に置くことでも返答の代わりになります。〝k〟とは、1000を表す単位。30kは30×1000で30000となります。
・I started the hand with 4500.
訳)このハンドのスタート時には4500あったよ。
・How much did you buy-in for?
訳)いくらでバイインしたの?(キャッシュゲーム等で)
・How much is it to call?
訳)コールするにはあといくら必要ですか?(レイズされたとき等)
・How much is it total?
訳)全部でいくらですか。
・Can I have a count please?
訳)チップのカウントをお願いします。(主にオールインされた際に)
・Could you spread the pot?
訳)ポットを散らしてもらえますか。(ディーラーに向かって)
PLOでないとポット額を教えてもらうことができないので、ポットオッズを目測で計算するために使うフレーズです。
・Could you break it?
訳)小さいチップに両替してもらえますか。(チップを差し出しながら)
・Would you show me your hand if I fold?
訳)こっちが降りたら、手札を見せてくれる?
この質問に答えることは、かなりの情報を相手に与えることになるのでオススメできません。無視するか 〝I don’t know〟 とでも言っておきましょう。
・I’ll show you my hand if you fold.
訳)降りてくれたら、私の手札を見せるよ。
・Do you want to chop it?
・Chop?
訳)このままチョップする?(ブラインド同士で)
チョップすると、それぞれのSBとBBが返ってきます。合意する必要はありませんが、レーキを節約して、ゲームをスピードアップできる効果があります。ポーカールームによっては認められていないところもあるので注意。
・Is it on me?
訳)私のアクションですか?
・It’s on you, sir.
訳)あなたのアクションですよ。
・I should be on the button, because I just played small blind.
訳)さっきSBだったから、私がボタンのはずです。
・I would have shoved if you didn’t.
訳)あなたがオールインしなければ、私がするところでした。
「ship」「shove」「jam」はすべてオールインを意味する動詞です。
・ I put you on draw.
訳)ドローだと思うな。
・I really don’t know where I’m standing.
訳)自分が勝ってるのか負けてるのか、サッパリわからない。
・I will check in the dark.
訳)チェック・イン・ザ・ダーク(先にアクションするポジションのプレーヤーが、ボードを見る前にチェックすること)するよ。
・I know you have nothing… But I check.
訳)なにも持ってないのは知ってるんだけどなぁ。チェックするよ。
・Well, you’re right. I only have ace-high.
訳)確かに何も持ってないね。エースハイだけだよ。
・Hm, ace-high is good. Why didn’t I bet on the river?
訳)んー、エースハイで十分だね。なんで俺リバーでベットしなかったのかなぁ。
“〜is good“は非常に便利な言い回しです。
相手の申告に対して、「それで勝ってるよ」と告げるときに使います。
・I’m sure I was ahead until the river.
訳)リバーまでは絶対勝ってたんだけどなぁ。
リバーで大きくベットされて降りたときに使うことが多いです
・I was ahead to start with.
訳)プリフロでは勝ってたよ。
・I thought I had you beat.
訳)勝ってると思ったんだけどなぁ。
・I flopped the nuts straight, but the river gave him higher straight.
訳)フロップでナッツストレートができたんだけど、あいつはリバーで上ストレートを引きやがった。
〝flop〟〝turn〟〝river〟などは動詞として使うことがあります。
・Did you flop it?
訳)フロップですでに完成してたの?(例えばモノトーンボードで)
・I was open-ended in a 9 high board.
訳)私は9ハイボードでオープンエンドストレートドローを持っていた。
・How can you call with such a trash!
訳)そんなクソ手でなんでコールできんの?
大体ブラフに失敗した人の捨て台詞です笑。
・Good luck, guys.
訳)みんな頑張ってね(テーブルから去るときに)。
・Are you a regular here?
訳)ここの常連ですか?
・Do you play online?
訳)オンラインでもプレーしていますか?
・Did I miss anything?
訳)(離席中などに)なんか見逃した?
・He just got his aces cracked by jacks, and lost whole his stack.
訳)彼はちょうどAAをJJでクラックされて、スタックを全額失ったところだよ。
*オマケ(こういうテルが流行っています笑)
・Oh, I guess I have to call.
訳)んー、どうやらコールしなきゃいけないようだなぁ。
フロップやターンでコールするとき、こんなことをブツブツ独り言のようにつぶやいていたら要注意! かなりの確率でモンスターハンドを持っているテルです。
リバーでは本当にマージナルハンドで迷っていることもありますが。
・I’m gonna catch the next bus anyway.
訳)どうせ次のバスで帰るしなぁ。
これも典型的なテルの一つ。
プリフロオールインした後のブツブツには気をつけましょう。
・Time to go home.
訳)そろそろ帰る時間だな。
・Pick one!
訳)どっちか選んで!
片方のカードのみをショーする際、相手にどちらのカードがいいか選ばせるときに使う。どちらを選んでも同じカードが出てくるポケットペアのことが多い(笑)