「統計とは涙が乾いた人間である」って話の続き

「統計とは涙が乾いた人間である」って話の続きです。

 

カジノにあるものは全て仕掛けが施してある。

データサイエンティストやアクチュアリーが組み立てた戦術はとても巧みで、虚栄心や錯覚は判断を鈍らせ、理性に従ったはずの行いも行動経済学や数式の想定内だったりする。

間近でこんな物を見せられ続けると、自分もよりドライに戦っていかなければいけない、と強く思うようになっていくものだ。

 

こんな話は耳にタコができるほど聞いていると思うが、「ポーカーはゼロサムゲーム」(レーキ考えたらマイナスサム)である。

ポーカーの実力を上げることは、相手の嫌がることをより多くやることだ。相手のことを思いやると負ける。

この前も、20-30時間ポーカーしてそろそろ朝方ってときに、初老のおじさんとヘッズアップになったんだ。このおじさん全然上手くなくて、ヘッズアップなのにフォールドばっかりしてくれる。特に見せ場もなく相手のチップを全部取ったら。そのおじさん、「ファック・ユー」と真正面から言ったんだよね。海外色々行ってるし人とも話しているけど、真正面からファック・ユーって言われたのは初めてで笑。LAの朝のクソ渋滞の中、色々と考えるよね。

3-4年目くらいになると、どんどん乾いた物言いをするような人になってしまったんだ。そして、この感覚を一度リセットしたくなっていったんだよね。

ポーカーは魔性のゲーム。大好きだし一生かけて極めていきたい。でも、「ポーカーはゼロサムゲーム」って言葉を耳にタコができるほど聞いた僕は、プラスサムゲームってのも、少しはやってみたいじゃん?、と思うようになっていったんだ。

 

そんなときに前後して、LAでマキって女に出会ったんだよ。

僕は彼女から、3つの物を貰うことになるんだ。

 

ポーカープロ6年目。28歳で脱サラした34歳。4年間の各国放浪を経てアメリカで結婚・永住権取得・定住・起業しました。 Los Angeles在住ですが、 Las Vegasでポーカープロ向けにシェアハウスをやっています。愛犬と前職(漫画誌・写真週刊誌の編集)とビジネスの話題もボチボチ。