Texas Department Of Public Safety から届いた手紙には、
待ちに待った LICENSE TO CARRY A HANDGUNのカードが入っていました。
LICENSE TO CARRYとは、「携帯許可証」という意味。
LICENSE TO CARRY A HANDGUNなので「拳銃携帯許可証」となります。(以下LTC)
LTCはこういった形状の免許証です。
「おお、これで晋平は拳銃の携帯を許可されたんやなー」
と思われるかと思いますが、実は、テキサス州ではそもそも拳銃の携帯は合法です。21歳以上であれば銃を買いに行けますし(免許証などのIDは必要)、そのまま所持・携帯するとこが可能です。
ではLTCの資格を何のために取ったのか?
理由は以下の三点です。
1、銃の勉強
2、携帯できる場所が増える
3、バックグラウンドチェックの簡略化
1、銃の勉強
21歳以上であれば買えるのですが、僕は今まで銃に親しんで来たわけではないので、一度きちんと講習を受けて学んでみようと思いました。LTCの取得には、実技試験、講習(4時間くらい)、筆記試験があります。これをパスしておけば、最低限の技術や知識は身につくかなと思った次第です。
2、携帯できる場所が増える
LTC所持者は、他の人は禁じられている場所でも、拳銃を携帯できるようになります。しかしながら、これは州が発行していている免許証なので、郵便局など連邦が管轄している施設に入ることは、できない、などの話もあります。また、その連邦の法律に対して例外を作る条例を州が作ることもできるようですし、州によってもルールが異なるので、非常に難解な話でもあります。ルールもコロコロ変わりますしね。
3、バックグラウンドチェックの簡略化
通常、銃を買うときには犯罪歴など購入者のバックグラウンドを確認するプロセスがあります。過去に2回銃を買ったことがありますが、いずれも3-4日間程度かかりました。LTC所持者はもっと短時間でバックグラウンドチェックが終わり、銃を取得することができます。と言うのも、LTC取得時に永住権や指紋情報など、さまざまな書類を提出して事前にバックグラウンドを明らかにしておくからです。
そんなLTCがやっとこさ届いたわけです。
嬉しいですね~。
*****
さて、
そうこうしているうちに、テキストメッセージが入りました。
「Headed your direction. Estimated time of arrivai is 9:15.」
(向かってるぜ。9時15分には着くよ)
Jamesがスプリンガーのピックアップに来てくれます!