常連:「お前どこから来たんだ?」
自分:「日本だよ」
常:「観光か?」
自:「まあ、そうだよ」
常:「日本人ならLITTLE TOKYOは行ったのか?」
自:「、、行ってないよ」
常:「じゃあどっか観光には行ったのか?」
自:「、、行ってないね。ずっとここでポーカーしてるね」
常:「本当か?HollywoodもManhattan beachにも行ってないのか?」
自:「、、行ってないね、、、あ、ええっと、、Malibu Beachにはいったよ(去年だけど)」
常:「そうか。それにしても、お前毎日いるよな。俺が来るときにはもう居て、俺が帰るときにはまだ居るもんな」
自:「あ、ああ、そうかもしれないね。(旦那より先に起きて旦那より後に寝る、日本の古き良き妻みたいだな」
しばしの間
常:「お前、1月は何時間プレイしたんだ?」
自:「ええっと、、そうだな、、予想してみて」
常:「予想か、、、だいたい200時間か?」
自:「よ、400だね」
しばしの間
常:「お前、、、insaneだな」
この日、初めて「insane」という言葉を知りました。
こんなやりとりを、ロスに来てから10回はやっています。
しかし、言われた通り、ロスに来てからどこにも行っていない。
そんなにみんなが口にする「LITTLE TOKYO」ってどんなところよってことで、昨日ちょろっと行ってきました。Citibankに用事もあるしね。
まず、「LITTLE TOKYO」って何だ?という話ですが、
カリフォルニアにあるアメリカ最大の日系移民街のことらしいです。
詳しくはコチラ。
このあたり一帯を「LITTE TOKYO」と呼ぶそうです。
LAの北側らへん。
周囲にはチャイナタウンとかがあります。
コマースカジノからタクシーに乗って現地に到着。
降りてすぐに目に入ったのは、
LAで初カタカナであります。
駐車場の注意事項に至っては、完全に日本の風景でした。
期待感が高まります。
街中には、ちらほらと日本語表記の店が目につき始めました。
資産運用が失敗して20億円ほどの損失が明るみに出た高野山もありました。通りからはちょこんと見える程度。
「LITTLE TOKYO」の中心部は広場のようになっており、たくさんの商店がひしめいています。
キティーちゃんは、もはや日本の親善大使ですね。
日本の食材を多く扱ったスーパーには、「KIRIMI」がありました。「広告の品」という黄色いシールがよいアクセントになっていますね。
revolving sushi(回転寿司)には行列が。
しかし英語にすると名前が仰々しいっすね。
ハルウララなんていう懐かしい名前を屋号にした居酒屋も見つけました。あの競走馬を意識しているのでしょうか、「U」は馬蹄っぽいですね。負け癖のついた名前のせいか、お店は潰れてしまっていました。
土地柄か、日本を意識した内装のお店もありました。
障子を模したディスプレイ。
店内には盆栽も。
何軒かおしゃれな店もあるのですが、
僕が「LITTLE TOKYO」に抱いたイメージは、「ひなびた温泉街」といったもの。
土産物屋の木刀や提灯、ショーウィンドウに並べられた変色した食品サンプル。そして、カラオケレストラン。
また、なぜか数時間にわたり日本の歌謡曲を歌い続ける「神風」という鉢巻をしたおじいさん。
懐かしい、という言うより、決まりが悪い、面映ゆい、、という印象を受けました。
〆は、TOTというお店で黒豚とんかつ。
刺さるような衣のとんかつではなく、最近日本で流行りの、低温でじっくり系。
言うならば、神楽坂の「あげつき」みたいな揚げ加減ですね。
うまい!
しなびた温泉街じゃなくって、ひなびた温泉街だろっ!
ちなみに「鄙びた」と書くのである。
うう、校閲入りました、、。赤入れさせてしまってすいません、、、。