NLSD2-7中級編7つの心得 for advanced tournament players

 

 この記事は、NLSD(ノーリミット・シングルドロー)2-7というマイナーなポーカーゲームのトーナメント戦術を記したものです。普通のポーカーと役の強さが逆転するローボールの一種です。マイナーですが、一応WSOPのブレスレットイベントだったりします。

おそらくこのマニアックな記事の読者は世界中に10人ぐらいしかいないと思いますが(笑)、自分自身の考えを整理するためにもまとめてみました。ご感想やご指摘があれば、ぜひコメント欄もしくはひゃっほう掲示板にていただければ幸いです。

日本勢のますますの躍進の一助となることを願って筆を執ります。

 

「ポーカーのもっとも純粋なカタチ」とも言われている。
「ポーカーのもっとも純粋なカタチ」とも言われている。

 

1. NLSD2-7が「バッドビートが起きにくいゲーム」である理由

よくNLSD2-7はプレーヤー間の技術差が結果に反映されやすく、またノーリミットホールデム(NLHE)などと比べてバッドビートが起きにくいゲームであると言われています。これはなぜか? 一言で答えるならば、「すぐにドローイングデッドになるゲーム」だからです。

NLHEでよくあるバッドビートとは、例えばオーバーペアとボトムペアがぶつかってトリップスを作られたり、リバーでガッツショットの4アウツを引かれたり、ランナーランナーフラッシュを作られたりと、著しくエクイティの低いハンドに逆転される現象です。プレーを続けていれば誰しもが出会うことだし、”that’s poker”で片付けて自分を納得させるしかないわけですが、NLHEではフロップでオールインになった段階で片方の勝率0%(=ドローイングデッド)という状況はあまり見かけません。TPTKとボトムセットですら、TPTK側に2%ほどのエクイティがあります(※ちなみに、私は嫁とライブ卓で一緒に打っていたとき、この状況でフロップ3ウェイオールインになり、ランナーランナー上フルハウスを作られて嫁に全スタックを取られたことがあります。もう一人のおじさんはフラドロを引いたものの、ボードペアで死亡。閑話休題)。

一方、NLSD2-7の場合、相手のカードが見えていれば数学的にドローイングデッドになることはあり得ないものの、実戦ではかなり頻繁にドローイングデッドになるケースと出くわします。例えば片方がパットで97432を持っていたとすると、99853は事実上のドローイングデッドの状態です(※9を2枚捨ててドローすれば上回ることは可能ですが、通常は9の1枚ドローを選択するはず)。

ドローハンドとJハイパットでオールインになって引き負けることは、いわばコインフリップのようなものなので、(腹は立ちますが)バッドビートとはちょっと違います。

NLSD2-7は、NLHEやポットリミットオマハ(PLO)などと違って自分の立ち位置であるエクイティを計算することが難しいです。したがって、相手のプレースタイルなどから、自分がドローイングデッドの状況に置かれていないか考えることが非常に重要です。特に相手のベットやレイズをコールする際には、「仮にドローを引けた場合に勝てるのか」という判断が非常に重要になってきます。

当たり前と言えば当たり前の話ですが、意外と理解していないプレーヤーが多いのも事実です。

 

2. Tハイ、Jハイを降りる

NLSD2-7に限らず、ポーカーで完成したハンドをレイダウン(フォールドする)するとき、常に切ない気持ちになります。「せっかく引けたのに……」「勝ってるかもしれないから」とMOTTAINAI精神を発揮してコールしてみる。しかし、(私もよくやってしまうので、偉そうなことは言えませんが)マージナルなハンドで相手のバリューベットにコールすることは、NLSD2-7における最大のリークになりうると思います。

確かにTハイ(特にT-9やT-8)やJハイのようなハンドは、ショーダウンバリューがあることは間違いありません。喜んでショーダウンに行きたい一方で、相手が(特にIPから)ベットしてきた場合、一体どのようなハンドに勝つことができるのだろうか。例えばJ-Tのようにこちらがキッカー勝ちできるハンドがベットしてくるだろうか。そういった意味で、TハイやJハイは事実上のブラフキャッチャーであると言えます。もちろん相手がブラフをしてくる可能性は常にありますが、その場合には同じベットに対してQハイでもコールできるのか、Kハイでもコールできるのかと自問する必要があります。

相手のベットは、基本的には強いハンドのバリューベットとブラフにポラライズ(両極化)されており、バリューベットであればJハイ、Tハイでは勝ち目は薄いということです。

自分のハンドの強さに対して素直なプレーヤーがベットしてきたら、TハイやJハイはほぼ負けています。歯を食いしばってフォールドすることも必要です。トーナメントの中盤で貴重なチップを失わないためには、メイドハンドを降りることも重要な選択肢になってきます。

もちろん例外はありますし、TハイやJハイでコールするべき場面も多々あります。例えば……。

  • 相手がアグレッシブでブラフ頻度が高い場合。
  • 相手がJハイやTハイのようなマージナルハンドでシン(薄い)バリューベットを打ってくるレベルの高いプレーヤーである場合。
  • こちらのチェックを弱みと受け取ってIPからベットしてくる場合(※特に相手が2枚ドローをしたとき、ブラフキャッチできる可能性が高いのでOOPからチェックコールに回すことはありうる)。
  • 相手が下手くそでメイドハンドであれば(相対的な強さを考えずに)ベットしてくる場合。

結果としてベストハンドを降ろされてしまうこともありますが、考えながらマージナルハンドを降りることは長期的には+EVのプレーだと思います。逆にメイドハンドを降りられないプレーヤーに対しては、厚めのバリューベットでがっつり稼がせてもらいましょう。

 

3. IPでのQハイを有効に使う

すべての2枚ドローに対してQハイのパットハンドはfavorite(有利)、すべての1枚ドローに対してJハイのパットハンドはfavoriteであるということは、NLSD2-7プレーヤーであれば知っていると思います。このことから、相手が1枚ドローしてきた場合、IPのQハイのプレーヤーはJハイ以上を作るためにドローすることが多いと思いますが、相手がハンドの強さに従ってベットする素直なプレーヤーであると仮定すると(あるいはオールインになって、ドロー後のベッティングラウンドがない場合は)、相手1枚ドロー後のチェックに対してはIPからパットした方がいいケースもあります。

具体的な例を取り上げましょう。

こちらのハンド:QJ945

ボタンから3BBにレイズしてBBのプレーヤーがコール後に1枚ドロー。フラットコールしたことからTハイぐらいのドローハンドと仮定しましょう。その場合、例えばT8533のようなハンドであればTハイへのアウツは5×4=20枚。エクイティとしては約40%となります(※ここでは厳密に考えずに被っているアウツは考慮しません。実戦では相手のハンドが見えるわけではないので)。さらにJあるいはQを引いた場合は、こちらの現状を上回ることになります。この場合のアウツは2×3=6枚(※QとJは自分が1枚ずつ抑えている)でエクイティは約12%。逆にペアもしくはK・Aハイになる確率は残りの約48%です。

次に自分のハンドの進展について考えます。J-9ハイへのアウツは5×4=20で40%、そしてJ-Tハイへのアウツが(このドローが引けて勝てるかどうかは不明ですが)4枚で約8%。ドローを引けばおよそ2回に1回はハンドが良化することになります。「じゃあ、引けばいいじゃん」となりそうですが、実はJハイドローが引けるかどうかはあんまり関係なかったりします。

 

どういうことか。ちょっと場合分けして考えてみます(※かなり大ざっぱな計算です。厳密に計算できる方がいれば、ご指摘ください)。

  • 相手がドロー引けた場合(=40%)
    →こちらJハイ引ける(=20%)×
    →こちらドロー引けず(=20%)×
  • 相手がドロー引けなかった場合(=48%)
    →こちらJハイ引ける(=24%)○
    →こちらドロー引けず(=24%)△
  • 相手がQハイもしくはJハイだった場合(=12%)
    →こちらJ-9ハイ引ける(=5%)○
    →こちらJ-Tハイ引ける(=1%)△
    →こちらドロー引けず(=6%)×

【結果】29%はこちらが勝ち、46%は相手が勝ち、25%はペアやAハイ対決など。ペア対決になった場合にこちらがブラフをせず、勝ち負けを半々と仮定すると、こちらの勝ち41.5%、相手の勝ち58.5%となります。

 

逆にこちらがQハイでパットした場合はどうなるかシミュレーションしてみます。

  • 相手がドロー引けた場合(=40%)
    →×
  • 相手がドロー引けなかった場合(=48%)
    →○
  • 相手がQハイもしくはJハイだった場合(=12%)
    →キッカー負け ×

【結果】48%はこちらが勝ち、52%は相手が勝ち。

わずかではありますが、Qハイでスタンドした方が+EVのプレーとなります。Jハイへのドローに成功しても1手しか改善せず、それで勝っているハンドにはもともと勝っていることが多いからです。Qハイでは勝てないけど、Jハイでは勝てるというハンドは限られているのです。

なお、相手がドロー後にベットしてきた場合には、素直なプレーヤーであることを考えれば(前述の通り)Jハイよりも強いハンドであるケースが大半でしょう。したがって、そもそもQハイでもJハイでも関係ありません。こちらがIPでパットしていて、すでにハンドができており、降ろせる確率が低いにもかかわらずパッシブ気味のプレーヤーが打ってきたらリスペクトせざるを得ないからです。

このプレーが成立するためには、いくつかの条件が必要になります。

  • Qのキッカーが弱い(JもしくはT9など)場合。ドローに成功しても、あまりハンドが進展しないため(チェックバックすることになる)。
  • 相手がブラフをあまり行わない、ハンドの強さに応じて素直にベットするプレーヤーであること(もしくは、すでにオールインになっていること)。
  • 7ハイ、8ハイなど強力なドローであれば3betして、マージナルなドローハンドでOOPからフラットコールするプレーヤーであること。
  • 自分が相手のアクションを見てから判断できるインポジションであること。

トーナメントの中~終盤、ボタンからブラインドスチールした場合に役立つプレーです。

 

4. 3betに対して降りる

トーナメントの序盤やディープスタックのリングゲームでは、3betに対して降りるプレーヤーは少ない印象があります。NLHEの感覚ではオッズが合う、インプライドオッズがあるといった理由から正当化されるのでしょうが、これも大きなリークだと思います。

理由の一つとして、ドロー後のベッティングラウンドが1回しかないNLSD2-7では、ドローが完成したときに十分なペイアウトを得られないことが多い点が挙げられます。特にOOPの場合は、ドンクベットに降りられたり、チェックレイズを試みてもチェックバックされたりと、バリューを取り切れないことが多々あります。

もう一つの理由として、冒頭に挙げたドローイングデッド状態になっている(あるいは、相手のドロー完成後にドローイングデッドになる)可能性も無視できません。これは相手の3bet率とも関係してきますが、相手がモンスタードローや強いパットハンドを持っていた場合、こちらのセカンドベストハンドで相手にバリューを取られてしまうこと(=リバースインプライドオッズ)も考えられます。

特にOOPの場合は3betをフラットコールした場合にはドロー後に苦しくなるので、基本的にはオススメできません。8ハイ、7ハイへの良形ドローやパット9ハイ以上のハンドがあれば4betを返した方がいいでしょうから、OOPでの3betフラットコールレンジはほとんど残りません。IPであれば、ドローハンドでのフラットコールは選択肢に入ってきます。

3betレンジはプレーヤーによってかなり差違があるので(ドローハンド、マージナルなパットハンドで3betするかなど)、こまめにメモを取るようにすると後のプレーに役立ちます。

 

5. ブラフとバリューベットの関係

アンノウンのプレーヤーと対戦するとき、私は基本的にバリューベットを厚めにして、ブラフ頻度は少なめにします。というのは、多くのプレーヤーはこれまでに私が書いてきた内容に反するプレーをするからです。すなわち、自分がドローイングデッドであるかどうか考えず、マージナルハンドを降りられず、3betに対しても降りないので、(エフェクティブスタックにもよりますが)ポットサイズの3分の2ほどバリューベットを打ちます。

一方、ブラフは考えてプレーしている相手にしか通用しません。こちらのベットの意味を考えない相手にブラフをしても、自分のハンドだけを見てコールするからです。また、他のポーカーゲームと同じように、マルチウェイのポットではブラフの成功率は下がります。

以下に主なブラフの類型を記します。

  • ペア
    スタンダードなブラフです。
    1枚ドローを引きに行ったものの、ローカードがペアになってしまった。同じく1枚ドローのOOPのプレーヤーがチェックして弱みを見せてきた場合、ベットすればベストハンドを降ろせるかもしれません。特にドローを引けたときにドンクベットしてくるプレーヤー相手だと信頼度が高まります。また、ドローを引けなかったときにすぐチェックボタンをクリックして、タイミングテルが現れるプレーヤーもいます。
    OOPからは行いにくいですが、75422から7を引いたような場合には、成功率はやや上がるかもしれません。
  • パットチェックに対するブラフ
    NLSD2-7ならではの駆け引きです。OOPでドロー前にコール、もしくは3betしたプレーヤーがパット後にチェックした場合(前者の方がより弱いわけですが)。できれば安くショーダウンに行きたいと考えているであろう相手に対して、こちらはドローを引けたと主張してポットサイズぐらいの強めのベットを打つのです(※ちなみに本当に引けたときにも同じ額を打つ必要があります)。相手はすでにハンドが完成していることを主張しているにもかかわらず大きめのベットを打ち込まれているわけで、非常に苦しい立場に追い込まれます。
    まだ弱みを見せていないIPのプレーヤーに対しては繰り出しにくいムーブですが、それだけにマージナルなパットハンドは(レベルの高い相手であれば)こちらのベットをリスペクトして降ろすことができるかもしれません。
    なお、何も考えていない相手にはスナップコールされます(笑)。
  • 2枚ドローに対するブラフ
    こちらが1枚ドロー(もしくは2枚ドロー)、相手が2枚ドローで自分がワンペアやストレートになってしまった場合のブラフ。2枚ドローは良形の9ハイドローでも引ける確率は15%程度ですから、こちらはドローを引けたと主張してベットします。
  • チェックレイズブラフ
    このゲームを熟知しているプレーヤーほど、チェックレイズが非常に強いアクションであるということを理解しています。なぜなら、NLSD2-7では一般的にメイドハンドを降ろせる確率(フォールドエクイティ)は低く、相当強いハンドでコールをしてほしい、バリューを取りたいという趣旨のベットであると受け取られるからです。
    このプレーを成功させるためには、強力なパットハンドや2枚ドロー後のモンスターハンドなどにチェックレイズのレンジを設けておくことが必要です(=バリューチェックレイズレンジとのバランシング)。また、相手がこちらのプレーをリスペクトするということが大前提です。
    なお、何も考えていない相手にはスナップコールされます(笑)。

自画自賛になって恐縮ですが、先日私が優勝したフルティルトポーカーのBig Game of the Weekのファイナルテーブル・ヘッズアップにて、次のようなハンドがありました。

 

NL 2-7 Single Draw – 4000/8000 Ante 2000

Seat 1: HERO (390,588)

Seat 2: Player A (137,412)

HERO antes 2,000

Player A antes 2,000

Player A posts the small blind of 4,000

HERO posts the big blind of 8,000

*** HOLE CARDS ***

Dealt to HERO [9h Ac 2c Qh 4d]

Player A raises to 16,000

HERO calls 8,000

*** DRAW *** (Total Pot: 36,000, 2 Players)

HERO discards 2 cards [Ac Qh]

Player A discards 1 card

Dealt to HERO [9h 2c 4d] [8h 4h]

Player A is dealt 1 card

HERO checks

Player A bets 8,000

HERO raises to 32,000

Player A folds

Uncalled bet of 24,000 returned to HERO

HERO mucks

HERO wins the pot (52,000)

 

こちらにチップリードがありコールして負けた場合に相手のスタックに致命的なダメージがあること、そしてそれまで私が8ハイや7ハイをOOPからチェックしたハンドを見せてきたことなどから、コールをするためには最低でも9-7ぐらいは必要でしょう。ましてや、こちらはローカードを5枚押さえており、十分に勝算はあると考えました。

ちなみにこのハンドの30分ほど前、同じ相手がこちらのパット8-6に対して1枚ドローでチェックレイズブラフをしてきたことがありました。さすがにコールしましたが、しびれる状況でした。ちなみに相手のハンドは55432でした。

相手はしばらく考えた後にフォールド。私はスタックを増やし、この5ハンド後に勝利を決めることができました。

私はNLSD2-7でシンバリューベットを打つことはほとんどありませんが、例外的なケースではブラフレンジとのバランシングで取り入れています。それは、自分と相手のどちらか、もしくは双方が2枚ドローをした場合です。

こちらが2枚ドローだった場合、引けなかった確率が高くて苦し紛れのブラフだと理解される可能性が高いです。逆に相手が2枚ドローだった場合には、こちらのベットは「どうせ引けなかっただろう」とブラフで打っていると解釈されます。したがって、Qハイや場合によってはAハイ、ローペアでもコールされます。ということは、J-Tハイのようなハンドでも十分にバリューが取れるのです(もちろん単純に負けていることもありますが)。

 

6. スロープレー

NLSD2-7がバッドビートの少ないゲームであるということは、強力なハンドが逆転される可能性は低いことを意味します。したがって、相手にフリーカードを与えること自体はあまり問題になりません。

しかし、ドロー前とドロー後の2回しかベッティングラウンドがないことから、例えば7ハイ、8ハイのパットハンドが配られた場合には、なるべくバリューを取り切りたいところです。前述の通り、3betに降りないプレーヤーが多い状況を考えればなおさらです。というわけで、私はほとんどスロープレーをしません。

例外的にスロープレーができるとすれば、下記のような条件が揃った場合でしょうか。

  • 自分がIPである。
  • 相手が3betに対して降りてしまうことが多い。
  • 後ろにアグレッシブなプレーヤーが控えており、フラットコールに対してスクイーズしてくる可能性が高い。

なかなか実戦で試す機会がありませんが、フィールドが極めてアグレッシブなWeekly NLSD2-7などで繰り出してみようかと思います。レベルの高い相手に対しては、こちらのフラットコールレンジをバランシングするという意味合いもあります。

 

7. 相手にアジャストする

結局のところ、ポーカーは対戦相手によって戦術をアジャスト(調整)するゲームであり、とりわけNLSD2-7はその傾向が顕著です。トッププレーヤーに対する画一的な必勝法は存在しませんが、それでも$5.5トーナメントであれば、上記の内容を実践できれば、そしてアグレッシブに(「これでもか!」というぐらいアグレッシブに)プレーできれば、十分にエッジを得ることができるはずです。

レギュラートーナメントではもっとも高額バイイン($215)でレベルの高いWeekly NLSD2-7ですら、3~4割はその手のABCプレーヤーです。残りが世界トップクラスなので、ここ最近、私は残念ながら結果を残せていませんが……。

対戦相手の類型として、個人的にはドローハンドでアグレッシブに3bet、4betをしてくるか、こちらのパットチェックに対してブラフを打ってくるかというポイントは重要であるように思います。特に後者については一つ上のレベルの駆け引きになっていて、「自分がどのようなハンドを持っていると思われているのか」まで考えてプレーしている相手です。

「自分がやられて嫌なプレーをする」のがポーカーの鉄則ですが、どちらもやりにくいプレーであることは間違いありません。中程度のパットハンドであれば、難しい決断を迫られることなくショーダウンに行きたいところです。また、OOPからフラットコールしたくないので9ハイドローやTハイパットといったハンドでブラインドから3bet(リスチール)を返したら、ボタンから4betが飛んできた場合には、トーナメント生命のかかった相当しびれる状況であると言えます。

格上の相手と対戦したときの「やられて嫌なプレー」を取り入れて、引き出しの中身を増やすことも、さまざまなタイプのプレーヤーにアジャストする際に役立ちます。

私もSCOOP、WCOOPで結果を出すべく精進したいと思います。

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ポーカープロ6年目。28歳で脱サラした33歳。4年間の各国放浪を経てアメリカで結婚・永住権取得・定住・起業しました。 Los Angeles在住ですが、 Las Vegasでシェアハウスをやっています。面白いことを仲間とガチャガチャやる!♠️🎰🎴🎮🎱🎲 愛犬と前職(漫画誌・写真週刊誌の編集)と副業(貿易)の話題もボチボチ。