デイトレ無着6「運良く勝利 / 人はなぜバカラにハマるのか?」

 

感性のままに、5戦目です。

+$103

累計収支 -$5745 ※シミュレーション

 

今日も運よく少し勝てました。

何で勝てたかも全く分かりませんが笑。

 

この調子で、

1万ドル負けるまでは、心の感じるままやってみようと思います。

シミュレーションだしね。

 

 

***

先日、

友達と話していてバカラの話になりました。

だいたいどこのカジノにもある、あのバカラの話です。

 

バカラはシンプルなゲームです。

「プレイヤー」と「バンカー」の二者の、どちらが勝つかに賭けるだけです。

(同点に賭ける「タイ」もありますが、

このときは「プレイヤー」「バンカー」どちらに賭けていても賭金が返ってくるので、まあ無視しましょう笑)

 

僕は全くバカラに興味が無いのですが、

その友達はバカラが好きなのか、バカラの話を延々としていて。

「なぜ人はここまでバカラに惹きつけらえれるのか?」を考えるいいきっかけだなと思いましたので、その時に感じたとことを書きます。

 

バカラがここまで人を惹き付けるのは、「儲かるかも」という期待だけではないと思います。

同時に「破滅してしまうかも」という恐れが表裏一体だからだな、、と思いました。

事実、バカラの話をする時は、儲かった話とセットで、破産した話が語られますよね。

 

それに加えて、

こういう心理状況にもなるかな、と思ったものをいくつか。

 

・焼けたい

心が焼ける額を張らないと震えない。震えたい。という人は結構います。

わかる人はわかると思います。僕はわかりません。わからなくていいです笑。

 

・負けは続かないしょ?→マーチンゲール法

負けても倍額、負けたらさらに倍額と賭けていけば、最後に一回勝ったら戻ってくるじゃん?っていう考えです。

果てしない地下ダンジョンへ潜っていくような感覚でしょうか。株でいう「ナンピン」っていう手法と似てます。「下手のナンピン素寒貧」って格言があるくらい恐ろしい行為です。

今回はどこまで地下に潜っていくのか? 無事にそこから生還できるのか? をスリルとして楽しんでいるのでしょうか。

 

・連続してるところに乗ったら勝てるでしょ?→パーレー法

勝ったら倍額、勝ったらさらに倍額を賭けて、、、と続けて、頃合いが良いところで辞めたら何倍にもなるじゃん?という発想でしょうか。会社員時代に彼女とマカオへ行ったとき、横で一緒になった日本人のおじさんがそんな張り方をしていました。バカラは罫線といって、過去の結果が一覧で表示されています。「そろそろ波が来る」とかの判断をして楽しむのでしょうか。

 

・カバラ数秘術系

「あなたの誕生日は8月28日だから、8+2+8=18=8、つまり8ですね!」という計算を大切に考える人たちも引き込まれます。ニコラ・テスラが生前、「369の法則」と言って3と6と9をとても愛していたようですね。数字が持つ神秘性を信じて、それを確認にいくのでしょうか。大学時代にバイトしていたイタリア料理屋のコックさんが、こういう考えで馬券を買うのが生き甲斐でした。そもそも、カバラって名前がバカラに似てますね。

 

・量子力学系

捲るまでカードの絵柄は決まっていない。観測した瞬間に絵柄が決定する。つまり、自分の意志で結果を変更できる余地すらあるのでは?願いは届く?というような方向性の思想です。

僕は「量子の消しゴム実験」という話が好きです。良かったらチェックしてみて下さい。

 

・男らしさ&女らしさ系

「大きく張る方が男らしい」「女は度胸」みたいな考えで、張り腰の良さを見せるタイプです。男性の場合はそこそこ誰でもこういう傾向はありますが、女性の場合は、ビジネスをやって成功している方や水商売関係の方に多い印象です。

ビジネスでも、在庫を買ったり投資していくタイプの仕事は、「買ってなんぼ」なので、「買う」や「張る」といった動作が、染みついているんだなと思います。ベトナムや中国、マレーシアの女社長とか、こういう感じの人が多いです。先日、ダラスのカジノで見かけたベトナム人の女社長がいたのですが、自分が良く知っている日本人の女社長と、顔も所作も声質も張り腰(賭け方)も全く同じだったので大変驚きました。

「大きく張る時点で、良い」という考えを持っている人は多いです。ポーカーでオールインが入る度に拍手するおじさんとかいますが、こういう理屈だと思います。また、昔漫画の編集をやっていた時の編集長が、「とりあえず巨大な物を描けば人は惹きつけられる」なんて言っていたことを思い出します。

 

・天に選ばれた星系

「いやいや、こんなところで死ぬのは、ただ天に選ばれなかっただけのことよ」という豪気な中世武将スタイルです。「博打とは、こざかしいことをやって、勝つんじゃなくて、自分が天に選ばれていることを確認するためにやる」という感覚。

漫画などで「矢の方から避けている、、、、!」と描写される状況ですね。

(トトロにたとえると、木の方から避けてくれる猫バスみたいな感じ)

僕は結構こういう考え方は好きです。

私利私欲に流れて、自分の代、自分の人生において、現世利益を得ることが大切で、細かく動いて短期で利益を取る、ということが良しとされがちですが、集団で生きていた時は、自分の生き様や死に様が、集団を鼓舞して団体戦に勝つ、結果として個人が守られるということがもっと大切だったかもしれません。

 

バカラひとつとっても、人間の葛藤や生き様が見れて興味深いですね。

ここまで語っておきながら、

僕は全く面白いと思わないのでやりませんが笑。

 

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