昨日タクシーに乗った時の出来事です。
カジノから乗って行き先を告げると
「メーターは使わないから250ペソで」と、いきなり言われました。
大体100ペソちょっとの距離なのに。
メーターあるんだから使ってくれよ笑。
カジノへの通勤にタクシーを使ってるわけですから、
毎日、電車賃を「2.5倍で!」って言われている感じがして、疲れます。
ここは覚えたタガログ語で応対します。
「Hindi pwede(ヒンディ・プエデ = いいえ、できません)」
すると今度は、
「クリスマスなんだからいいじゃないか」と。
この時期は本当に多いです。
(クリスマスは終わってるし)
これも通勤でいえば、クリスマスは電車賃が「2.5倍で!」って言われている感じですよね。
それには、
「Pasensya, ako buddhist(パセンシャ・アコ・ブッディスト = ごめんなさい、僕は仏教徒なんで) 」
と返してみました。
相手はいったん沈黙。
しかし、まだ運転手は引き下がりません。
「そこには客がいないんだよ。帰り道に客を捕まえれない」
という理屈。
お客さま至上主義ではないですが、
タクシーの往路の集客までは客が考えなくても良いと思いますよね。
「Hindi ko alam(ヒンディ・コ・アラム = 知りません)」と返してみました。
タクシー運転手は、
しぶしぶメーターのスイッチを入れて走り出しました。
まだ文句を言ってますが、、。
走っている最中も、
変な所に向かわないかずっと注意していないと行けません。
経験上、何度もバックミラーを覗き込んでこちらの様子を探ってくるような相手は要注意です。
(そんな心配をしながらタクシーに乗りたくない、、)
さて、
10分ほどして目的に到着。
メーターは予想通り120ペソでした。
120ペソちょうど払うと、メーターを指差して両手を上げて反抗のポーズをしてきます。
マニラはチップ文化があるのかどうか、怪しい所です。
こういうのは相手にせずにすぐに降ります。
(マニラのタクシーは自分でドアの開閉ができます)
運転手はなおも窓を開けて文句を言い続け、さらにはクラクションまで鳴らしてくる始末。
まわりから見たら、まるで僕が無賃乗車したかのような扱いですね、、。
マニラのタクシーを利用すると、
大体30-40%の確率で不快な思いをします。
帰り道の途中で道ばたに停車されたりと、怖い思いもします。
誰かと待ち合わせて乗客を襲ったり、変なところに連れ去ったりと、何でもできてしまいますよね。
そんな危険でめんどくさいことを一日二回、往復分やるのは本当に苦痛です。
タクシーとは少し違いますが、こういうシチュエーションもありました。
先日、Lukeとご飯屋さんへ行った時。
ガラガラの駐車場に、バックで車を止めようとしたところ、
どこからかフィリピン人の男二人組が出て来てきました。
何だろう、と思っていると、
車に近づいて来て、
「オーライ・オーライ」って手振りを大げさにやるんですよ。
めちゃくちゃ駐車場は空いているのに。
それで、
降りたら「チップ」と言われて手を差し伸べてくるのです。
いや、頼んでないし、、、と思うんですが、
払わないと、相手は「えっ?」みたいな顔をしてきます。
こういうやり方は、押し売りというか、タカリと変わらないのでは!?なんて思いますよね。
(善意ならありがたいですよ)
先日、Ricky(リッキー)とその彼女の3人で夜に飲み屋街を歩いていた時ですが、
後ろに2-3人ついて来るんですよ。
何か理由をつけてチップを貰えるシチュエーションはないかな?って探っているわけです。
無視していましたが、途中でリッキーの彼女が振り返ると、人数が20人くらいに増えていて。
これはさすがに怖いですよね。
タクシー運転手に限らず、話しかけてくる人は大体チップ目的か、法外な値段の客引きが多いです。
日本語を話せる人も、逆に怪しい、、なんて不信感が育ってきています。
それでも、
マニラは自然や景色は美しいところが多いし、
おおらからで気のいい人たちも多かったりするしなー、なんて思ったります。
色々と思うところもあるのですが、
長くなりそうなのでまた今度。
雑感でした。