ポーカー無宿270「チップチップ~!」

 

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昨日タクシーに乗った時の出来事です。

 

カジノから乗って行き先を告げると

「メーターは使わないから250ペソで」と、いきなり言われました。

大体100ペソちょっとの距離なのに。

 

メーターあるんだから使ってくれよ笑。

カジノへの通勤にタクシーを使ってるわけですから、

毎日、電車賃を「2.5倍で!」って言われている感じがして、疲れます。

 

ここは覚えたタガログ語で応対します。

「Hindi pwede(ヒンディ・プエデ = いいえ、できません)」

 

 

すると今度は、

クリスマスなんだからいいじゃないか」と。

この時期は本当に多いです。

(クリスマスは終わってるし)

これも通勤でいえば、クリスマスは電車賃が「2.5倍で!」って言われている感じですよね。

 

それには、

「Pasensya, ako buddhist(パセンシャ・アコ・ブッディスト = ごめんなさい、僕は仏教徒なんで) 」

と返してみました。

相手はいったん沈黙。

 

 

しかし、まだ運転手は引き下がりません。

そこには客がいないんだよ。帰り道に客を捕まえれない

という理屈。

 

お客さま至上主義ではないですが、

タクシーの往路の集客までは客が考えなくても良いと思いますよね。

「Hindi ko alam(ヒンディ・コ・アラム = 知りません)」と返してみました。

 

 

タクシー運転手は、

しぶしぶメーターのスイッチを入れて走り出しました。

まだ文句を言ってますが、、。

 

 

走っている最中も、

変な所に向かわないかずっと注意していないと行けません。

経験上、何度もバックミラーを覗き込んでこちらの様子を探ってくるような相手は要注意です。

(そんな心配をしながらタクシーに乗りたくない、、)

 

さて、

10分ほどして目的に到着。

メーターは予想通り120ペソでした。

 

120ペソちょうど払うと、メーターを指差して両手を上げて反抗のポーズをしてきます。

マニラはチップ文化があるのかどうか、怪しい所です。

こういうのは相手にせずにすぐに降ります。

(マニラのタクシーは自分でドアの開閉ができます)

 

運転手はなおも窓を開けて文句を言い続け、さらにはクラクションまで鳴らしてくる始末。

まわりから見たら、まるで僕が無賃乗車したかのような扱いですね、、。

 

 

マニラのタクシーを利用すると、

大体30-40%の確率で不快な思いをします。

帰り道の途中で道ばたに停車されたりと、怖い思いもします。

誰かと待ち合わせて乗客を襲ったり、変なところに連れ去ったりと、何でもできてしまいますよね。

 

そんな危険でめんどくさいことを一日二回、往復分やるのは本当に苦痛です。

 

 

タクシーとは少し違いますが、こういうシチュエーションもありました。

先日、Lukeとご飯屋さんへ行った時。

ガラガラの駐車場に、バックで車を止めようとしたところ、

どこからかフィリピン人の男二人組が出て来てきました。

何だろう、と思っていると、

車に近づいて来て、

「オーライ・オーライ」って手振りを大げさにやるんですよ。

めちゃくちゃ駐車場は空いているのに。

 

それで、

降りたら「チップ」と言われて手を差し伸べてくるのです。

 

いや、頼んでないし、、、と思うんですが、

払わないと、相手は「えっ?」みたいな顔をしてきます。

こういうやり方は、押し売りというか、タカリと変わらないのでは!?なんて思いますよね。

(善意ならありがたいですよ)

 

先日、Ricky(リッキー)とその彼女の3人で夜に飲み屋街を歩いていた時ですが、

後ろに2-3人ついて来るんですよ。

何か理由をつけてチップを貰えるシチュエーションはないかな?って探っているわけです。

無視していましたが、途中でリッキーの彼女が振り返ると、人数が20人くらいに増えていて。

これはさすがに怖いですよね。

 

タクシー運転手に限らず、話しかけてくる人は大体チップ目的か、法外な値段の客引きが多いです。

日本語を話せる人も、逆に怪しい、、なんて不信感が育ってきています。

 

 

それでも、

マニラは自然や景色は美しいところが多いし、

おおらからで気のいい人たちも多かったりするしなー、なんて思ったります。

 

色々と思うところもあるのですが、

長くなりそうなのでまた今度。

 

雑感でした。

 

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