後で人の意見を聞くために、今日も取引を録画してみました。
今日は30分足に注目してトレードをしてみました。
自分が何を気にしてトレードしているのか?
何に自分が執着しているのか?
一個一個向かい合って、心と相談して、調整を重ねてみようと思います。
+$32
累計収支 -$14008 ※シミュレーション
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昨日はバターの話をしましたが、その際に「目先の利益」という話をしました。
ちょうど今日、「目先の利益」だな~と思うことを思い出しました。
・アマゾンやアリエクスプレスやSHIENなどで中国から届く格安の商品
納期が20-30日程度、だけど超安い、みたいな商品。沢山ありますよね。
黒いビニールでぐるぐる巻きにされて、変形して届いたりするやつです。
「日本国内で販売されている物よりも安いし、多少納期がかかっても安いから中国から買うか」なんて判断をしちゃう人、多いと思います。
あれ、何で安いかご存じでしょうか?
これは万国郵便条約という法律が関係しています。
この条約による効果で、発展途上国は先進国に対して、貿易をしやすくする措置が取られているのです。
その中に、「先進国の領域に入れば、そこから先は先進国が配送を請け負わなくていけない」決まりがあります。
具体的なルートで考えると、
中国全土で受けた注文が、陸路で上海や杭州、寧波などの沿岸地域に集められます。
コンテナがパンパンになるまでぎゅうぎゅうに荷物を詰められます。
(梱包が雑なのはそのためです。時には緩衝材扱いです)
そして、一杯になったコンテナを日本へ向けて発送するのです。
中国側が送料を負担するのはここまでです。
日本に入った後は、日本の郵便局が負担しています。
つまり簡単にいうと、日本のインフラにタダ乗りしているから安いわけです。
ちなみに、日本が中国へ送る場合の送料は普通に最後までかかります。
安い安いと思っている料金の差額は、結局は日本郵政=日本人全体で割り勘しているだけなのです。
「SHEINで格安でかわいい服が手に入るから嬉しい」と言っている人を見ると、
「それ、みんなで割り勘してるんだけどな、、」という気持ちになってしまいます。
これは日本だけでなく、アメリカでも同様です。
アメリカも万国郵便条約に影響で、中国からのタダ乗り貨物で溢れています。
こういうルールを改正しようとする動きはあるのですが、
なかなかうまく法改正までいきません。
なぜなら、みんな目先の利益以外に関心が無いから気づけないからです。
しかしこれも、
どの時間軸を生きているか、によって答えは分かれるとも思います。
難しい話です。
僕は長い時間軸が好みです。