【3,500ドル(約50万円)からスタートして、1年間でポーチの中身は増えていくのか?】(2/12)

【3,500ドル(約50万円)からスタートして、ポーチの中身は増えていくのか?】

10月は勝ったので、ポーチの中身が少し増えました。
300ドルで勝負していたけど、11月は400ドルにしてみようと思いました。お金が増えて、乗り越えられる波が少し大きくなったので。

4700ドルは、一回400ドルでやるなら、11~12回勝負できる金額です。
上げ下げの波をコントロールして、危なげなくポーチを膨らますことができたら、また一つ自信が付くんじゃないかな~、なんて思います。

以前、お世話になっている美容師さんと話していたとき、
「ハサミさえあれば破産しても食べていけます」と彼女は言っていて、自信を持っててカッコ良いな~と思いました。

「お金を貯めていこう」という方向にばかり行くんじゃなくて、
「お金が無くても安心」という自信を得ることの方が大事なんじゃないかな、なんて思う今日この頃です。

というわけで、この週末も自信を積みにカジノへ行ってみました。

 

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何度か通うようになって、常連の顔が分かってきました。

今日同卓したのは、50半ばくらいの短髪の白人おじさん。いっつもいる常連さんです。とっても太っていて、膝が悪いのか杖をついて歩いています。

このおじさん、本当に社交的な人で、
常に何かを喋っているテーブルのムードメーカーのような存在。

「この前はフロリダのディズニーランドへ妻と子供たちと行ってきたんだよ」
「再来月にはカジノクルーズを予約していて、カリブ海をポーカーしながら回るんだぜ」なんて、結構羽振りのいい話をよくしていて。

見た目は少しヨレたTシャツに短パン&サンダルなので、
「おっちゃんどんな仕事してるの?」と聞いてみたんです。
「あー、俺はね農家なんだよ」って答えが返ってきました。
「農家って、小麦とかトウモロコシとか作ってんの?」
「そうそう。家畜も結構飼ってるよ」

自分で野菜や家畜を育てて、稼いだ金をポーカーや旅行で遣う。
いい暮らしだな~。

このおじさん、
冗談もよく言うのですが、時々シリアスな話もすることがありまして。

この前は、「いかに豚が賢いか」という話を真剣にしていて、悲しそうな顔をしていたので、色々と思いながら商いしてるんだな~と感じました。葛藤を抱えながら善く生きようとしている人には好感を持ちますよね。

 

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さて、
このおじさんが、またいつもの調子で「この前2週間くらいベガスへ行ってきたんだよ」と話し出して、こんなことを言ったのです。

「いかに自分がディーラーにチップをあげすぎていたかわかったよ笑」

このおじさん、結構チップを弾む人で。
ポットを取る(勝つ)度に、ディーラーにチップをポンポンあげています。周りの人が、200-300ドルのポットを取って2~3ドルくらいをあげてるとしたら、このおじさんは5~10ドルをポンポンあげるのです。

ベガスとかの都会は、チップをあまりあげない傾向があります。
このおじさん、ダラスで普段やっているノリでベガスでチップを払っていたら、周りよりも多く払っていることが気になったんだろうな~。

僕も前々から思っていたので、
「いやーそうだよね。ダラスとかと違って、ベガスとかはみんなチップ渋るよね」
「そうだね~。あれ何でだろうね」
「ダラスだと、チップを多少弾んでも、地元の人、地元のディーラー。まーカジノはどこの会社かわかんないけど、ディーラーに渡すチップはそのままディーラーに渡るし(課税されるとこもある)、街の中でお金が回ってる感覚があるからポンポン渡せるのかもね?」
「確かにね~。ベガスとか観光地でのポーカーは、外から出稼ぎに来る人が多いから、あんまりチップを払わないのかな」

まあ、
普通に考えて、毎度チップを5~10ドルもあげていたら、時給が数十ドルは簡単に下がります。そのため、プロとか、真剣にポーカーでお金を貯めていこうと思っている人は、どうしてもチップを払う額が渋くなってしまうのです(わかる笑)。

でも、
自分が豊かになって、染み出すように周囲にも福が伸びていったら、それは素敵なことだなーなんて思いました。

「チップをあげすぎていた」なんて言っていた太っちょ親父でしたが、彼は相変わらず、ポットを獲るたびに5~10ドルのチップをディーラーに投げて寄越すのでした。

 

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2022年11月
勝ち負け $8,277
ポーチの中身 $12,981

11月は運良く8000ドルくらい勝ったので、ポーチが一杯に!
可愛かったので富士山のガマグチを買ってみました。
今度は、ポーチとガマグチを一杯にできるよう頑張ります。

 

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