【3,500ドル(約50万円)からスタートして、1年間でポーチの中身は増えていくのか?】(3/12)

10月に続き11月も勝ったので、ポーチの中身がまた増えて12,981ドルに。

 

12月は、一回にテーブルに持ち込む金額をもう少し増やすことができます。

テーブルのレートも上げて、アクションも激しくなったので、ちょっと用心しながらの挑戦です。25回くらい勝負できる金額は欲しいところですね。

 

この年は、年末に日本の実家で年越しをする予定があったので、

ロサンゼルス経由で帰り、昔よく通ったコマースカジノへ泊まることにしました。

コマースカジノでは、少なく見積もっても累計3,000時間以上はポーカーを打ちました。訪れる度に「帰ってきたな~」みたいな気持ちになります。

 

僕が始めてコマースに来たのが2014年。ポーカープロの木原さんの背中を追いかけて訪れたのが最初でした。

 

その後、

何度かコマースへ遠征へ行くことになり、数年後にはLAに定住することになるのですが、当時はコマースカジノや近所のホテルに連泊していて、かなりの宿代がかかっていました。

 

よく同卓していた常連に、KやAがいました。Kは韓国人で、Aは日系アメリカ人(2世で日本語は話さない)。KもAも僕より5つくらい年上で、彼らは僕の宿代が高いことを知り、安い宿の情報をくれたり、コマースのフロア(ちょっと偉い人)に交渉してプレイヤー割引で泊まれるようにしてくれました。
今思い返しても、色々な人に助けられた思い出ばかりです。

 

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今回、1年ぶりくらいにコマースへ来たわけですが、カジノを見回すと
、、、、今もKが打ってるから笑いました。しばらくぶりに見ても打っている人を見ると、「ああ、本当にいっつもカジノにいるんだな~」って思いますよね。

「久しぶり、元気?」と声をかけると、
Kは「おお」みたいな顔でこちらを振り返ります。
「どうテーブル?」
「結構いいよ。けど、さっき薄いの引かれてマイナス」
「つかんな」

久しぶりでも軽い調子で話せるので、素性を知らない気楽な関係もいいなと思います。

「そういえば、A元気?」
「ああ、LAから引っ越したよね。スポーツベットの仕事してるみたいだよ」

Aはごつくて背も高く、アウトローっぽい奴でしたが、今は完全にポーカーのホームゲームやスポーツベットの胴元をやる人になりました。儲けてるみたいで、高額のトナメによく出ています。

 

少し話して、同卓して、また別れて、また再会して、、

そんな事を何度もしていると、親近感が出てきますよね。

そんな知り合いが、ポーカーをしていると増えていくな~と思います。

 

しかし、

10年経っても、みんなギャンブルの近くにいる。

他の生き方はしっくりこないんだな~と思います。

 

僕はポーカーは週末やるくらいになりましたが、

貿易業も、最近ハマってる株も、どれも「イケると思うものに張って勝負!」みたいなやり方なので、全部賭け事のように感じています。

 

何にも続かない僕だけど、賭け事だけはずっと続けていくんだろうな~、ってKとAのことを考えてて思いました。

賭け事を辞めれないなら、それはそれと割り切って、

・自分の信念に沿った対象や方角に、
・自分が納得できる賭け方

をしていけばいいんじゃないかな、って最近は得心がいきました。

辞めないならそれしかないです笑

 

信念に己を張ることは別に悪いことじゃないっす。

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【2022年12月】
勝ち負け -$410
ポーチの中身 $11,998
偉そうに言って負けてるやん笑
次次!

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ちなみに、

最近、久しぶりにAに連絡を取ってみました。

 

というのも、巷を賑わせている大谷騒動です。

前職の関係で、僕の所に文春の編集や記者仲間から連絡が入ったからです。

「LAでギャンブルのことに詳しいなら晋平だろう」ってことで連絡をくれたようです 。

Aに聞けば何か分かるかな?

 

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Aに大谷騒動の事を聞くと、めっちゃ長文が返ってきました。
「俺のスポーツベット稼業の友達はみんなLA近辺の奴なんだけど、 面白いことに、みんな大谷がクロだって言ってるよ。俺はマシューとそのパートナーのグループを知っていて、個人的に仲の良い人もいるから、良く事情を知ってる。マシューのパートナーは雑だから、証拠を残しちゃったんだと思うよ。あの時期、彼らはベガスのリゾート・ワールドに住んでいて、いつもバカ騒ぎをしていた。スポーツベットを彼らもやるんだけど、1-2億円くらいは平気で張るので、とてつもない出入金になる。そこからFBIに足がついて、大谷の帳簿が出てきたんだと思うよ。彼らの所には本当にお金がどんどん流れて来るから、頓着しないんだよ。一番気になるのは、通訳にあんなに金を貸すか、という話で、俺らはみんなクレジット(回銭:客は金を払わずに打って、後で精算する)だから。あんな大金になる前に必ず精算させるよ」
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と言っていました。

スポーツベットのノミは、賭場を開帳する箱や催し・数学者を雇っての配当の作成などの経費が一切かからないので、バカバカお金が流れ込んできそうですね。クレジット(回銭)で張らせるなんて、バックレも多いだろから、その分を差し引けるくらい儲かっているんだろうな~。

 

Aが言ってることは本当かどうかはわからないし、

彼らは得てして、「名が通っている人の反対のポジション」を取りがちです。

 

こんな話なんて本当かどうかわからないし、編集や記者の友達には結局何も話しませんでした。

代わりに、不倫騒動ばかりの週刊誌事情に、

「いつも思うけど、一般の平均より、雑誌を作ってる編集者や記者の方が浮気や不倫してる確率は高いんちゃう?」と言っておきました笑。

彼からは「それは間違いなさそうです」という返事が。

 

我慢できない、違法でもない、個人的な事を、みんなで咎めてどうするの、なんて思いました。

 

 

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