怒ってます。「ロスにカウンセリングレストラン」をやりたいと言っていた男の話。

今日僕は怒っています。

なので、ここまでの流れをぶった切って全然関係のない話をします。

 

みなさんマネーの虎って覚えてますか?

2001年から2004年まで放送されていた番組です。
自分にお金を投資して欲しい!と願う志願者が、虎と呼ばれる先輩経営者相手を説き伏せ、マネーをゲットするという番組。吉田栄作さんが司会をやってらっしゃって、出てくる志願者も虎も個性豊かで。当時は結構反響があり視聴率もあったんではないかな?

 

さて、そのマネーの虎、続編があるみたいで。

最近は「令和の虎」って名前でやってるんですね。友人の勧めもあり観てみたわけですよ。

ます、志望者のレベルが上がっていることを感じました。昔のマネーの虎と比べると、とてもまともなことを言っている。この志願者の方も立派な志しを持ってらっしゃる。

でも、久しぶりに観た感想は、圧迫面接みたいで好きじゃないな、と感じるようになっていました。

 

さて、

関連動画で上がってきた物の中に、気になった動画がありました。

私はLAに住んでいます。興味が出たのでクリック。

志願者は25歳の若者。

「嫌いな俺の元で3年間働いたら」という条件付きで岩井社長から1500万円のマネーを獲得したんですが、半年で飛んだらしい。

岩井社長が述懐しているね。

予想外に真面目に働いていたのに、ある日突然飛んで。岩井社長も狐につままれたような感覚だって。

 

狐につままれたなんて言われたら、その志願者がどんな人だったんだろうかって興味を持つよね。

で、探してみました。動画。

 

これが昔放送されたもの。

この動画を観て、僕は絶句してしまった。

 

??????

全く会話が噛み合っていない!!

 

志願者は最初から最後まで、一貫して正論を言っている。

失礼もない。ここに並んでいる社長よりも、人間として高次元にいるように見えてならない。何一つ失礼な振る舞いをしていない。いいじゃん、彼のアメリカンドリーム。

最後のシーンも切ないよね。

彼が土下座したのは自分のためじゃないよ。
ロスで困ってる日本人のためにした土下座だよ。

そして、虎のためにした土下座でもある。言葉を尽くしても気持ちの伝わらない相手に、彼らの流儀で挨拶をする必要があると考えたんだよ。社長たちの気が済むように。未開の民族と出会って、彼らの風習に倣った方法で頭を下げた的な。若い頭でしぼり出した土下座だよ。

 

こんなことさせるのが先輩経営者かよ?

 

人を育てるのと自分色に染めるのは違う。

3年間岩井社長の元にいたら、古い考え方の影響を受ける。3年間ブランクが空いてしまうと、LAとのコネは弱くなってしまうだろう。人生で25歳-27歳の多感な3年間を全く経営哲学の違う社長の下、埼玉の所沢で塾講師として使うか?時間は金より貴重だし、1500万円はダダの口約束。

 

 

さて、

マネーの虎の形式は海外でも人気があって、実はアメリカでも放送されています。

アメリカでは「SHARK TANK」って言います。

オリジナルでは虎が志願者と対峙するイメージですが、アメリカだとサメが熟考するというタイトルを採用しているって面白いですね。

投資ってやっぱりポーカーと親和性が高いですね。Sharkも tankも通常ポーカーで使われる用語です。

 

ラストのシーンとか、とってもアットホームじゃないですか?

何かこの動画を観ていて、レモネードを思い出しました。

 

アメリカって、子供がレモネードを自作して売ってるんですよ。お金の勉強の一環として。原価や売上を計算して実際に商売するんです。

こんな感じ。

週末に犬の散歩をしていると家の近所でも見かけます。

 

 

ビジネスも投資も、人と物と金と情報の理解です。

それが進んでいる人もいるし、詰まっている人もいる。

両親が子供にお金の仕組を教えるのも、先輩経営者が後輩を導くのも、大差ない行為だと思うんですよ。先にいった物がこれからの人に渡していく。

 

今回の動画を観て僕ならこうアドバイスするな、と思いました。

まず、
彼の本質はカウンセリングをやりたいってこと。レストランは手段。

それなのに、手段であるレストランを成立させるための話になってしまっている。人が集まる場所があればいいのに、レストランのせいで話が大きくなってしまっている。

百歩譲ってレストランでやるとしても色んな方法がある。

(1)店が使ってない時間帯を利用すればいい。スペースを借りて。開店資金はいらない。

(2)LAにある既存のレストランで働けばいい。
日本人を助けてくれる日本人社長は沢山いるよ。
県人会とかもあるんだ。僕は三重県出身なんだけど、南加三重県人会っていうのがあったりね。

(3)今の時代なら、オンライン探す方法もある
・ビビナビLAの日本人コミュニティを利用しよう。
ライトハウスフリーペーパーとウェブの両方で情報発信

というか、

そういう下準備は一切いらないかも。とりあえずはLAに来ることが先決。留学の時の伝手を頼ってLAに来て、現地でその思いを伝えればいい。きっと誰かが手を差し伸べてくれるよ。

 

この志願者は、全体的な計画を立てるタイプじゃない。圧倒的な思いで仲間を引き込んでいくタイプ。物には順序ってものがある。アメリカで困っている人を救いたいならアメリカへ行くことが優先順位1位。なんで埼玉の新所沢の塾講師させるのよ。アメリカの先輩社長に学ぶべきだし、絶対にアメリカで成功するよ。

話してもわからない人はいるってのはわかるけど、飛ぶのはダメ。辞意は伝えないとダメ。

でもまー、
志願者の方が岩井社長を見限ったんだろな。

後日談でまだ、狐につままれたなんて言ってるくらいだから、本当に子供の気持ちを理解できないんだなと思う。教育者とは名ばかりで、本当に金のために教育を選んだ人にしか見えない。

みなさんはどう思いますか?

コメント頂けると嬉しいです。

 

 

ポーカープロ6年目。28歳で脱サラした34歳。4年間の各国放浪を経てアメリカで結婚・永住権取得・定住・起業しました。 Los Angeles在住ですが、 Las Vegasでポーカープロ向けにシェアハウスをやっています。愛犬と前職(漫画誌・写真週刊誌の編集)とビジネスの話題もボチボチ。